ぺんぎんのライフログ

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2級電気工事施工管理技士にでてくる強磁性体って何者?

平成29年度の2級電気工事施工管理技士学科試験問題にでてくる強磁性体どういった物質があるのか気になったので記事にしてみました。

資格取得する人以外は興味がないと思いますが、同じ試験勉強中の方はぜひ参考にしてください。

そもそも磁性体とは?

一般的には磁石にくっつく物質が磁性体と思われていますが、実はすべての物質が磁性体なのです。
磁性体を細かく分類すると「強磁性体」「常磁性体」「反磁性体」の3つに分けることが出来ます。

強磁性体とは?

磁化される程度が他に比べて極めて強い物質を強磁性体(きょうじせいたい)といいます。
物質はコバルトニッケルなどが有名です。
強磁性体の調べ方として物質に磁石をくっつける方法があります。
例を出すと、磁石を鉄にくっつけると鉄も磁石みたいに他の鉄をくっつけるほどの磁力を帯びるので鉄は強磁性体であることがわかる。

常磁性体とは?

磁化力と同じ向きに磁束を発生させるように磁極が現れる物質を常磁性体(じょうじせいたい)といいます。
物質はアルミニウム、白金、すず、酸素、窒素、炭酸ガス、空気など。
磁石をくっつけるとうっすらと磁化はするのですが、磁石を取り除くともとの状態に戻る物資です。

反磁性体とは?

磁化力と反対の向きに磁極が現れる物質を反磁性体(はんじせいたい)といいます。
物質はビスマス、金、銀、銅、亜鉛、塩素、水素、アルゴンなど。
磁石をくっつけても反発するわけではないので、目に見えて物質が反磁性体であるかどうか調べられない。

さいごに

2級電気工事施工管理技士の過去問題では強磁性体の物質名を答える問題がありますが、常磁性体、反磁性体の物質を答える場合もあります。
過去問題をそのまま覚えるのではなく問題の全容を理解しなければなりません。
まぁ、今年初受験をする私が偉そうに言えることではないけどね^^;
現在私は絶賛試験勉強中ですので、今年受験する方たちはぜひ一緒に頑張りましょう。